最近、なぜか25歳から27歳くらいの若い方と出会う機会が多くなりました。
皆様、びっくりするくらい礼儀正しく、言葉遣いもとても丁寧です。
開運お掃除で家をパワースポットに変える!掃除・片付けの専門家山口由紀子です
「ご厚情に感謝いたします」— 若い世代に感じる“整いすぎ”の不思議
先日、ある若い方から「ご厚情に感謝いたします」という一言を聞き、
すごいなぁと感心する反面、どこか不思議な気持ちになりました。
なぜだろう?
彼らはどこか、とても上手に“整っている”のに、肝心な「熱」を感じないような気がしたのです。
ふと、わたし自身の25歳の頃を思い出しました。
当時はニットデザイナーとして修行中。
とにかく夢中で、目の前のことに必死で、余裕なんてありませんでした。
応援してくださる方がいれば、
「わぁ〜ありがとうございます!嬉しかぁ〜!」
そんなふうに、素直な気持ちがそのまま言葉になっていたような気がします。
「ご厚情に感謝します」なんて、丁寧な挨拶をする余裕はなかった(苦笑)
むしろ、忙しさと情熱に飲み込まれて、ちゃんとしたお礼さえできていなかったのかもしれません。
情熱に生きた過去と、今だからできる感謝
わたしはあの頃、情熱という名の「熱」に突き動かされて生きていました。
それは、荒削りでも、エネルギーに満ち溢れていました。
しかし、丁寧な言葉遣いや礼儀正しい振る舞いには、その「熱」を上手にコントロールする術が隠れているようにも見えます。
どちらが良い、悪いではありません。
ただ、若い世代が持つ完璧な“整然さ”と、当時の自分の“熱”との違いを感じたのです。
だから今、改めて伝えたいんです。
あの頃、支えてくださった皆さまへ。
今さらだけど、本当にありがとうございました。
ご厚情に、心から感謝しています。
皆さんのおかげで、わたしは日本一になることができました。(日本1になった服です)

※名前は旧姓です
若い頃にはできなかった感謝を、今の自分だからこそ、ちゃんと伝えられる。
そんな年の重ね方が、少し誇らしく感じられた出来事でした。
【掃除と人生】整えるべきは言葉だけではない
私の専門である「掃除・片付け」も、ただ部屋を整えるだけではありません。
表面的な見た目だけでなく、その奥にある「心」と「生き方」を整えることが大切です。
若い世代の皆さんへ: 丁寧な言葉遣いも大切ですが、その言葉に「熱」を込めること。
そして、周りの人に感謝の気持ちを伝えること。
それが、人生を豊かにする一番の“パワースポット”になるはずです。
今回の気づきを大切に、私も引き続き、心のこもったサービスを提供してまいります。






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