室内環境

病む家 2

空気の色が見えるのです

室内環境改善コンサルタントのきららこと山口由紀子です
ハウスクリーニングの訪問件数10万件ともなると様々な『病む家』を見て来ています。
どんな家があるのか?皆様に『病む家』に住んで欲しくないので、事例をお話したいと思います。
最初は『茶色の空気の家』のお話です。
こちらのお宅は8人家族
戸建にお住まいです。
とにかく『物が多い』のです。
玄関から、座敷、広縁迄至る所に物が溢れている為足の踏み場がありません。
物が多過ぎて、折角大きな窓があるのに、開ける事すら出来ないのです。
こちらのお宅は家族はとても仲良し。
笑い声に溢れていました。
でも、家族のお二人を除いては全員アレルギーです
それも、かなりの重篤なアレルギーです
お嬢様は、しょっちゅう入院
お母様は、リウマチ、鬱
ご子息も鬱気味
お伺いする私のこちらのお宅の滞在時間は40分が限度。
それ以上居ると私の頭も痛くなりますので、滞在不能に陥ります。
ご家族の方はお掃除なさいません!
片づけもされません!
って言うか、物が多過ぎる為、実質『掃除』不能状態です。
コレクターかと思う程『捨てられません』
窓も開けられない状態ですから、空気が淀み『茶色』いのです
ご本人達には『空気の色』は見えてなくても体はしっかりと空気の淀みと汚れを感じ病んでらっしゃるのです。
空気が淀み汚れている!という事は放置してはいけない事実なのです。
お二人を除いては!と最初に書きましたが、このお二人は同じお宅に住みながらもお部屋の中は物が少なく常に『窓』が開けられる状態でした。
このお宅の事例からもお判りかと思いますが、同じ家の中ですら、窓を開けて常に新鮮な空気を取り入れてるお部屋と、物に溢れて、締めきったまま空気が淀み汚れたお部屋では『健康状態』がこうも違うのです
窓を開けて常に新鮮な空気を入れましょう!と口を酸っぱくして言う原点となったお宅のお話でした。
あなたのお宅のお部屋の空気は透明ですか?
もし、『茶色かも?』と心当たりがあるなら速攻窓を開けて家の中の空気を入れましょう
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