室内環境改善コンサルタントの山口由紀子です。
5月もなかばに差しかかろうとしています。
そろそろエアコンを使う時期ですね
エアコンも、随分と進化していますが、最近のテレビのコマーシャルを見ていると『二酸化塩素や次亜塩素酸で空気を洗う!』って言うのが流行っているようですが、皆さま信じてないですよね?
二酸化塩素で空気は洗えない事は、文献的にも証明されてます。
又、次亜塩素酸って何かご存知ですか?
判りやすく、簡単に言えば塩素系漂白剤の事です
あのカビ取り剤に使われてる塩素系漂白剤の事を次亜塩素酸ナトリウムといいます。
ナトリウムがついてるから、違うものじゃない?とか考えないで下さいね
元は同じものです。
では、なにが違うのでしょうか?
真相は、【PH値】が違うだけです
少し、難しいかもしれませんが、PH値の低い次亜塩素酸は分解が早いので、あの嫌な臭いが残らない!
だけど、次亜塩素酸ナトリウムはPH値が高いので分解が遅く臭いが残ってしまう!
次亜塩素酸ナトリウムは確かにo-157の撲滅には効きます。
ですが、次亜塩素酸で空気を洗う!とか私的には『……』ですし、怖くて使えません。
匂いがしないだけで、塩素系漂白剤を空気中に散布してるのと同じですから。
そもそも空気を洗うのに、薬品は不要と思いませんか?
窓を開けて空気を入れ替えれば、空気は自然とキレイになります。
大気汚染とか、なんだかんだで窓を開けるのには勇気が要るかもしれませんが、ほんの少しの時間だけ窓を開けたら室内の空気は入れ替わります。
ほんの少しの我慢はしないで、安直に薬品使って空気を洗おう!と考えることはかなり危険行為だと私は思います。
安全に健康的にカンタンに空気をキレイにする方法が身近にあるのです。
メディアの情報に惑わされないようにしましょう!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ただいま、募集中の講座ご案内