室内環境改善コンサルタントの山口由紀子です。
わたしは【生前整理も遺品整理もしない暮らしの提案】【今活(いまかつ)】を提唱して早3年余り経ちます。
この【いまかつ講座】の開催は年に3回〜4回。
10月12日の八女での開催が【13回目】となります。
で、これまでご参加の皆様のアンケートをまとめてみました。
結果、様々な問題が、浮き彫りになっています。
【財産相続】に関しても書いてありますが、想像を絶するようなことを書いてあります(いずれ公開予定)
で、今日から【山口由紀子自身のいまかつ】を連載しよう!と思います。
先ずは、【この家の引越し】も【山口由紀子のいまかつ】の始まりなのです。
この家は、亡き夫が懸命に働き、わたしが陰で支えて建てた【愛しき我が家】です。
【思い出】は溢れるほどあります。
その【愛しき我が家】をなぜ引越すのか?
わたしには、1人で歩けない!
左手しか動かない!というハンディがありますし、福祉住環境コーディネーターとしての知識もありますから、ハンディがあっても【暮らしやすく】工夫してあります。
ところが、ハンディのあるわたしも【歳】はとるので、だんだんと暮らしにくくなって来たのです。
【ハンディがある分衰えも速い】のですね…
自分でも、ビックリするほどです
きっかけは、7月21日の豪雨での2度目の避難です。
去年、水害で避難しました。
【避難生活】は快適ではあります。
だって、終の住処と決めている【いちょうの杜 山川】に避難させて頂くのですから、高待遇です
避難生活して、一キロ体重が増えるのですから、どれだけ高待遇か想像つくでしょう?
でも、ですね
80-90歳の超高齢者のお仲間入りするのはどう妥協しても、まだ10年は早いのです。
去年の避難のときは、【愛しき我が家を引越す】なんて微塵も考えていませんでした。
ところが、1年後の7月21日も豪雨で避難生活経験したわけです。
これは、これから先の自分の人生を真剣に考えないわけには行きませんよね?
わたしは、亡き夫と良く交信します。
わたしには、生まれつきそう言う能力が備わっていますので、夫に相談したのです。
【今後のわたしの生活が困らないようにしてくれない?】
この【愛しき我が家はわたしのこれからの人生を豊かにするのならば、ここに居るわ!でもそうでないならふさわしい所を探してね!】と。
そう相談して1週間も経たないのに、今回の家を探して来てくれたのです。
【夫の返事】は【愛しき我が家】からの引越しだったのです。
【思い出は永遠に消えません】
でも、【家】は永遠ではないのです。
【思い出】は【棺桶に入る】けど、【家】は入りません。
【いまかつ】のコンセプトは【トランク一つで旅たつ心得】です。
どんなに【愛しき我が家】でも【棺桶】には入りません。
【終の住処】にしたいけど、ハンディがあるわたしには、どうひいき目に見ても無理なのです。
ですので、引越しを決めたのです。
【山口由紀子のいまかつ】その1は【愛しき我が家】を引越すことです
続く…
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