室内環境改善コンサルタントの山口由紀子です。
今日は、去年やった【我が家の大片づけ=今活(いまかつ)】の【書類】のことを書きたいと思います。
【片づけ】したいのに、中々できないものベスト5に入っているのが【書類】です。
今回の【大片づけ=今活(いまかつ)】で、夫関係の書類の一部を手放しました。
人が亡くなると、法的な手続きで必ずしなければならないことがいくつかあります。
その一つが、医療費控除の手続きです。
癌の治療は高額になるため、医療費控除ができます
税務署に提出する領収書は【原本】でなければなりません。
だけど、税務署に提出したらその領収書は返してくれないのです。
この医療費の領収書は、保険請求など他の手続きにも使わないといけないので、原本が返って来ないのならば、コピーを取る必要があります。
愛する人が亡くなって悲しみに沈んでいるのに、諸手続きは定められた期限内にしなければなりません
諸々の手続きが終わったら、力が抜けてしまいました
いわゆる【喪失感】ですね
なので、夫関係の書類はまとめてしまったまま、この8年一切触ることはありませんでした。
でも、今回の【大片づけ=今活(いまかつ)】では、かなり処分しました。
特に
医療費のコピー
主治医に書いてもらった診断書のコピー
など【7年分】
夫と共に癌と戦った証の書類をシュレッダーにかけました。
取っておいたけれど、見返すことはなかった書類です
取っておいても、もう役に立つことはない!と解っているのに、手放すのに
8年かかりました…
処分できなかったのは、医療費の領収書は、わたしにとっては戦友だったからかもしれません
医療費の領収書は処分できましたが
まだ年金記録とかは手放せませんでした。
もう、使うことはない年金記録だと解っているのに、手放せなかったのです。
他に夫直筆のノートも手放せませんでしたね
かさばっていた【医療費の領収書】等を全部処分できたので、残ったものは小さな箱に入れ直し
わたしが旅立ったら、夫やわたしのアルバムと一緒に処分してもらえるように同じところにまとめて保管し直しました。
とりあえず片づけのプロを名乗っていても思い出のもの
特に遺品は、なかなか手放すことは難しいものです。
置く場所があるのなら、気が済むまで保管しておけば良いと思います。
ただ、あちこちに散らばっていると、遺された家族はそれらを目にするたびに哀しい思いをしますし、処分に困るので一箇所にまとめておくことをお勧めします。
おそうじジョーズの創始者 山口豊喜です