室内環境改善コンサルタントのきららです。
前日の『排水口』の簡単お掃除法がいたく好評で、DIYをなさってる方がリンク貼ってもいいですか?とメールをいただきましたので『もちろん!』とお答え致しました。
早速、リンク貼って頂きありがとうございます

さて、今日は『洗面ボール』のお掃除法についてのご質問が多いのでお答えしたいと思います。
『洗面ボール』の材質と言えばひと昔前は『陶器』か『ホーロー』が花形でしたが、昨今は『樹脂製』が花形です。
『樹脂』はひところ『人工大理石』と呼ばれていた時代もありました。
掃除をするときは『いきなり洗剤』は使わない事です。
まず、水で洗面ボールを濡らします
プロはこの事を『水養生(みずようじょう)』と呼んでいます。
水養生する事で『幕』を貼るのです。
その後に洗剤を使いますが、いきなり洗剤をかけてはいけません
いきなり洗剤かけると『シミ』が出来る事もあります。
ですので、スポンジに洗剤を吹き付けるか、染み込ませるかしてから使います。
『シミ』は人間の肌に出来ても取るのが厄介ですが、モノにできるともっと厄介です。
人間には新陳代謝がありますが、モノには無いからですね

磨く!と言う行為は『使う道具』を間違うと『傷』を入れます。
陶器はまだ磨く道具が数種類ありますが、ホーローや樹脂製は道具を選ばないと『傷』が入ります
特に要注意なのが『メラミンスポンジ』です。
白くて柔らかいから大丈夫!と思いがちですがそれは大変な間違いです。
『傷だらけ』になりますから使用しないで下さい。
お手入れ道具の目安は、磨きたいモノより硬いものは使わない事です。
普通のスポンジなら柔らかいから概ね大丈夫ですが、クレンザーや歯磨き粉などと組み合わせると、研磨作用がある為傷が入りますからご注意を!
通常は『水を使ったら、直ぐに乾いたタオルで拭き上げる事!』です。
水気さえ取っておけば『水垢』はつきません。
拭き上げ用のタオルは厚手のフェイスタオルがオススメです。
陶器にも、ホーローにも樹脂にも対応します。
ただし、ホーローは塗りものなので、長年使っていれば剥げて行きます。
これは自然劣化なので仕方ない!と思って感謝して『拭き上げ』て下さいね
モノにも全て寿命があります。
日々感謝して使いましょう
