室内環境改善コンサルタントの山口由紀子です
掃除と片づけの解釈が相変わらず混乱しています
大掃除の季節なので、ネットには、やり方等の情報がてんこ盛りです
トップに表示されてる記事を読んで見たんですが、うーんとうなってしまいました
【掃除しました】ってタイトルでしたから、浴室でもキレイになった写真が載ってるのかなぁ〜と思い添付されてる写真をみたらキッチンが【散らかっているところ】の写真が載っていました。
【⁇⁇?】と思いつつ、内容を読んでみたらここ【片づけ】ました!と書いてあります(汗)
掲載してある写真は
【掃除】したのではなく【片づけ】たあとなのです
相変わらずの【混同】ぶり…
こんなに情報が錯綜していては、年内にお部屋をキレイにするのは難しいだろうなぁ…と思いましたので【掃除】と【片づけ】の違いを改めてお伝えしたい!と思います
わたしが言う所の【お掃除】は汚いところをキレイにすることではありませんが、その話をすると【年末大掃除】をしたい!と思ってらっしゃる方に混乱をきたすといけないので、ここは一般的なお話しでいきたいと思います
【お掃除】とは
換気扇や浴室やおトイレや窓などの汚れを落として【キレイ】にすること。
【片づけ】とは
不要なものと必要なものを仕分けし、明らかにゴミと判るものを手放こと
手放すとは、なんでもポイポイ捨てることを指すのではなく、あくまでも【要】【不要】を仕分けすることと思って下さい。
わたしは、訪問型のハウスクリーニングを生業(なりわい)として10万軒ものお宅を訪問していますので、いろんなお客様と接して来ました。
【冷蔵庫】の片づけとお掃除を承ったときのお話しですが、腐っているお豆腐や牛乳を捨てましょうね!とご提案したら【まだ飲めるし、食べられる】と主張されて困ったことが多々ありました。
こういう主張をなさるのは、多くはご年配の方ですが、お若い方にもいらっしゃいます
【腐って】いても、【捨てる】という言葉を使うと【抵抗】されるのだということを仕事を通じて思い知りましたので【手放しましょうか?】という言葉に切り替えました。
又、【仕分け】をすることで、【腐ったもの】を手放されやすくなることも判りました。
例え話が長くなりましたが、【掃除】という行為の中には【手放す】も【仕分け】も出て来ません
一方【片づけ】には【仕分け】【手放す】という行動が出てきます。
【掃除】と【片づけ】の違いはお判り頂けたでしょうか?
ただし【掃除】と【片づけ】には【結果】として共通項もありますね
【お部屋がキレイになること】です。
この【結果】が同じなので、混同され続けるでしょうか?
これから年末までの2週間
あなたは【掃除】と【片づけ】どちらをされますか?