室内環境改善コンサルタントの山口由紀子です。
今日はとあるオンライン講座に参加させて頂きました。
そこで、わたしの自己紹介とわたしの今の活動をお話したらご質問をいただきました。
ご主人を亡くされて数年経つそうなのですが、まだ遺品整理をしていません
そろそろしなくてはいけない…と思う気持ちとまだ悲しい気持ちが交錯するのです。
【どこから、何からやるのがいいでしょうか?】とのことでした
【遺品整理】は本当に悩ましいですよね
お客様宅で【遺品整理】や【生前整理】のお手伝いも何度となくしていますし、わたし自身も夫の分・母の分と二回しましたので、辛く悲しいお気持ちは良く判ります
なので、わたしがさせて頂いたアドバイスは【思い入れのないものから手放すこと】です。
例えば【新品】で着なかった肌着とか靴下とかです。
本人が着ていないので、思い入れは少ないですから手放しやすいです。
わたしは、それらの【新品】は介護施設様に寄付します。
喜んで頂けますし、捨てるわけではないので、こころも痛みません。
むしろ、誰かのお役に立っているのだと思うととても気が楽になります。
比較的心が痛まずに処分できるものは、着古した肌着や名前を書いてある肌着や穴のあいた靴下などです
これは、身近においていてもどうしようもないものですからある程度時間が経過してるなら手放しやすいのではないでしょうか?
思い出のものは、保管場所があるなら気が済むまで持っておかれたらいいと思います。
【遺品整理】は大事な人を亡くした悲しみを増長させます。
ですので、わたしは【生前整理も遺品整理】もしない【今活(いまかつ)】を提唱しているのです。
撮影 藤谷勝志氏