人生100年時代を住み慣れた我が家で安全に楽しく過ごしましょう

室内環境改善コンサルタントの山口由紀子です。

【人生100年時代】と言われてますが、長すぎる老後をいかに楽しく生きるか?が問題ですね

歳を重ねれば、体の能力も衰えて来ますから、有料老人ホームなどの施設に入ろうかな?と考える人も増えて来ますが、そこに入るのも実はなかなか大変なんです。

麻生さんが、老後の暮らしは年金では2,000万円足りない!などと発言して問題にもなりましたが、超高齢化社会なので【入居】を待たなくてはならなくなります

(既になっているところがたくさんあります)

それに、やはり住み慣れた自宅でできるだけ長く暮らしたい!と願う人は圧倒的に多いです

昨日は、【無意識でもつかまることができる手摺りの位置】の話しをしました。

理想の高さは、【手摺りを使う人の腰の高さ】だと。

ところが、人間は【だんだんと縮んで行きます!】

先日ある方が【2センチ】も縮んだ!とおっしゃってました。

原因は主に【軟骨がすり減る】から。

だから、【手摺りの位置】も必然的に変えて行かねばならないのです。

【無意識のうちにつかまれる手摺り】にするためには、歳を重ねるごとに【手摺りの位置も変えないといけない!】と言うことです。

例えば、60歳のときの手摺りの位置と70歳のときの手摺りの位置は違ってくると考えてください。

高気密高断熱住宅ならば、建築構造が違うのでカンタンに位置変更ができるかもしれませんが、築30年以上の家はほとんどが【在来工法】と言われる建築法で建ててありますので、手摺りをつける【下地】の位置が限られてるものが多いのです。

在来工法のお宅で、手摺りをつけられる予定のある方は、設計図を建築士さんにお見せになるか?なければ建築士頼んで下地の位置を確認された方が良いです。

もし、理想の高さに【ハリ(下地)】がないお宅の場合は少し費用がかさみますが、壁紙(クロス)を剥がして幅の広い下地補強をオススメします。

幅の広い下地補強をしておけば【手摺りの位置変更】が楽にできるからです。

又、下地補強をされるときには、思い切って幅木も広げておくことをオススメします。

万が一室内で【車イス】生活を送ることになったときのことも想定しておかれたら良いと思うからです。

幅木が低いままだと【車イスの足を乗せる所】が壁にぶつかって【穴】が空いているお宅をよく見かけるからです。

壁紙を剥がして下地補強をするならば、ついでに幅木の位置変更までやっておくと、リフォームも一度で済むし費用もかさみません

この部屋の幅木(壁の一部下の茶色の部分)約20〜30センチくらいが理想的です。

一般のお宅の幅木は10センチくらいなので、約2倍から3倍の高さですね

幅木変更に伴い【コンセント】の位置も床上がりから幅木の上のところに位置変更されておくと、暮らしが楽になります

又、この部屋の廊下くらいの幅(120センチほど)があれば使い慣れた【整理タンス】を手摺りの代わりに置くことも可能です

使い慣れた家具が身の安全を守ってくれたらそれが一番理想かもしれません。

ともあれ、人生100年時代を住み慣れた我が家で暮らすのを望んでらっしゃる方が多いのですから、智慧と工夫をこらし【楽しい人生】を送りましょう。

わたしの体験が、このブログを読んで下さってるあなたのお役にたてるならとても嬉しいです

撮影 藤谷勝志氏 studio flower